一般財団法人 坂文種報徳会

法人について ABOUT US

ご挨拶

坂文種報徳会(通称:ばんたね)は、大正14年、創始者・坂文四郎の「余財は社会救済のために供するように」との遺志に基づき、その妻・坂た祢(ね)が全財産の大半を寄付して設立されました。この創設の精神には、困難な時代にあっても他者を思いやり、社会全体のために尽くすという、深い利他の理念が込められております。
令和7年1月には、皆さまのご支援のおかげをもちまして、創立100周年を迎えることができました。長きにわたる歩みを振り返りつつ、これまで当法人に関わってくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
設立以来、私たちは創立時の理念を受け継ぎ、地域や社会に寄り添いながら、福祉・教育・公益に資する様々な活動を継続してまいりました。変化の激しい現代においても、「人のために尽くす」という原点を忘れることなく、その時代ごとの社会課題に向き合い、誠実に取り組む姿勢を大切にしております。
今後も、創設者の志を胸に、よりよい社会の実現に向けて歩みを進めてまいります。

一般財団法人坂文種報徳会
会長 坂 信太郎

基本情報

名称 一般財団法人 坂文種報徳会
所在地 名古屋市中区丸の内2丁目14番12号
電話番号 052-211-6321
FAX 052-211-6322
Mail houtokukai@bantane.or.jp
代表者 坂 信太郎
設立 大正14年1月6日
交通アクセス 名古屋市営地下鉄鶴舞線・桜通線 丸の内駅 徒歩3分
開所時間 平日9:00〜17:00

沿革

大正14年1月6日 法人設立。
昭和5年9月16日 財団法人坂文種報徳会病院開設。
昭和25年12月16日 栄保育園開設。
昭和34年3月4日 夜間栄保育園開設。
昭和46年10月15日 学校法人藤田学園との提携により病院運営を藤田学園に移行。
平成4年3月28日 保育園併設坂種栄ビル竣工。
平成25年4月1日 公益法人制度改革三法の施行に伴い、一般財団法人へ移行。
平成28年4月27日 本部事務所新築。
トップページに登場する、着物姿の男女のイラストは、当法人の創設者である坂文四郎と、その志を受け継いだ妻・坂た祢をイメージしています。二人の思いが今も続いていることを表現しました。

事業詳細

1.医療施設提携事業
2.保育事業
3.育英事業
4.助成事業(社会福祉・医療社会・教育文化)及び寄付事業
5.不動産貸付業

1.医療施設提携事業
1930年(昭和5年)9月に前身となる「財団法人坂文種報徳會病院」を開設し、以来、地域に密着した医療活動を通じて、地元の皆さまから「ばんたねさん」と親しまれ、信頼を築いてまいりました。
1971年(昭和46年)には、学校法人藤田学園が大学医学部を創設するにあたり、当法人が保有していた敷地および建物を無償で提供し、「藤田学園名古屋保健衛生大学ばんたね病院」(現・藤田医科大学ばんたね病院)としての新たな歩みを支援いたしました。
現在、同院は名古屋市中心部に位置し、JR尾頭橋駅から徒歩約3分、JR金山駅から徒歩約7分とアクセスに優れた立地にあり、診療科28科・一般病床370床を有する総合病院として、都市型でありながら地域に根ざした医療を提供しております。
今後も当法人は、地域社会の健康と福祉に貢献すべく、その発展を支えてまいります。

2.保育事業(昼間保育園夜間保育園
当園は、児童福祉法および児童憲章の理念に基づき、保育を必要とする児童のために1950年(昭和25年)に設立されました。開園当初は昼間保育のみの体制でしたが、社会の変化とともに、夜間まで働く保護者の増加により、昼間保育だけでは対応が困難な状況となっていきました。
こうした背景と、当法人の設立趣旨を踏まえ、1959年(昭和34年)より全国で2番目となる夜間保育を開始し、いち早く新たな保育ニーズに対応いたしました。
また、都心部の賃貸事務所ビル内に開設された保育園としては、全国初の事例となります。
現在も、都心ならではの利便性と柔軟な運営体制を活かし、多様化する保育ニーズに応える保育施設として、積極的に取り組んでいます。
当園の特色の一つとして、外部講師を招いた「お絵描き教室」や「英語教室」などの課外プログラムを実施しており、子どもたちの創造性や国際感覚を育む環境づくりにも力を入れています。

3.育英事業
創立当初より育英事業を重要な柱の一つとして位置づけ、将来を担う若者たちが経済的な理由で進学を断念することのないよう、学資支援を行ってまいりました。
現在は、以下の2つの支援制度を実施しております。

■貸与型奨学金制度
高等学校、高等専門学校、大学(短期大学を含む)、および大学院に在学する学生のうち、学資の支弁が困難な方を対象に、無利子で奨学金の貸与を行っております。

■給付型奨学金制度
在日海外留学生を対象に、大学および大学院に在学し、経済的支援を必要とする方へ、返済の必要のない給付型奨学金を支給しております。

これらの育英事業を通じて、学ぶ意欲のある学生が安心して学業に専念できる環境づくりを支援しています。

4.助成事業(社会福祉・医療社会・教育文化)及び寄付事業
当法人では、創立以来の理念に基づき、地域社会への貢献を目的とした各種助成事業および寄付事業を継続的に行っております。

■社会福祉助成事業
名古屋市および愛知県内における民間社会福祉団体のうち、当法人が適当と認めた団体に対して助成金を交付し、その活動を支援しております。
これまでに、児童養護施設や知的障害者育成団体など、地域福祉の現場で尽力されている団体への助成を実施してまいりました。

■医療社会助成事業
本事業も創立当初から行っており、かつては経済的理由により医療を受けにくい個人への医療費減免助成を行っておりました。
現在は、社会保険制度や生活保護制度の充実に伴い、支援対象を医療関連団体へと移行し、医療福祉の発展に寄与する活動への助成を行っています。

教育文化助成事業
愛知県内で芸術や伝統文化の継承・振興に取り組む教育活動を対象に助成を行っております。
次世代への文化的価値の継承を目的とし、地域の教育・文化活動を支援しております。

■寄付事業
地域や社会のさまざまな支援を目的に、寄付活動にも積極的に取り組んでおります。
これまでに、赤い羽根共同募金をはじめ、令和6年能登半島大雨災害義援金など、必要とされる場面に応じて寄付を行い、社会的連帯の一助となることを目指しています。

5.不動産貸付業
土地・建物・駐車場・貸ビルなどの不動産管理事業を行っております。
この不動産事業により得られる収益は、当法人が取り組む社会福祉・医療・教育文化などの各種社会貢献活動の財源として活用されています。
安定的かつ健全な資産運用を通じて、地域社会への継続的な支援を可能にする基盤づくりを目指しております。